DSM
DSM バージョン
General
機能
- DiskStation Manager (DSM) は、Synology NAS で使用される Linux ベースのオペレーティング システムです
- その直観的なウェブ インターフェースは、容易にデジタル資産を管理できるようにします
仕様
- サポートされるブラウザ (PC用):
- Google Chrome
- Firefox
- Microsoft Edge
- Safari 14 またはそれ以上
- サポートされるブラウザ (タブレット用):
- Google Chrome
- Safari (iOS 14.0以降)
- 対応言語:
- チェコ語、デンマーク語、オランダ語、英語、フランス語、ドイツ語、ハンガリー語、イタリア語、日本語、韓国語、ノルウェー語、ポーランド語、ポルトガル語(ブラジル)、ポルトガル語(ヨーロッパ)、ロシア語、簡体中国語、スペイン語、スウェーデン語、繁体中国語、トルコ語、タイ語
アカウントと権限
ユーザーとグループ
機能
- アカウント
- UTF-8エンコードされたファイル内にユーザーリストをインポートすることで、ユーザの一括作成をサポート
- 複数のユーザーグループにユーザーを追加できる、簡単な管理
- パスワード強度と有効期限規則をサポート
- 非管理者ユーザー向けのパスワードのセルフリセットを許可
- 特権
- ユーザーおよびグループに対し個別のフォルダーとファイルの権限設定のカスタマイズを許可
- ユーザー、グループ、IPアドレスに対しアプリケーションの権限設定のカスタマイズを許可
- 各ユーザーが利用可能なストレージ領域の最大量をコントロールする、ボリューム/共有フォルダーに対するクォータの設定をサポート
- ユーザーおよびグループに対しFTP、rsync、File Station、Cloud Syncの速度制限設定をサポート
仕様
- ローカルユーザーの最大数:16,000
- ローカルグループの最大数:512
- ユーザー名長さ:最長64のUnicode文字
- グループ名長さ:最長32のUnicode文字
- パスワードの長さ:最長127のUnicode文字
- ユーザー/グループ説明の長さ:最長64のUnicode文字
- ext4ボリュームに対する最大クォータ:4 TB
- パスワード有効期限のカスタマイズ:
- パスワードが無効になる前の日数:1 ~ 999日
- システムがユーザーにパスワードの変更を促す前の日数:1 ~ 99日
- システムに予約され、削除できないユーザー名とグループ名:
- システム ユーザー:「SynologyCMS」、「MAILER-DAEMON」、「POSTMASTER」
- デフォルトユーザー:「admin」、「guest」
- デフォルトグループ:「administrators」、「http」、「users」
- すべてのユーザーはデフォルトで「users」グループに属し、このグループから削除できません
- 「admin」アカウントは、Synology NASのすべてのサービスとアプリケーションにアクセスする全権限を持っています
- 「administrators」グループのユーザーは、ボリューム/共有フォルダーに無制限のクォータを持っています
- 権限の優先順位:
- 共有フォルダの権限:アクセス不可 > 読み込み/書き込み > 読込み専用
- アプリケーションの権限:拒否 > 同意
- SMB設定でLocal Master Browser を有効にする場合、デフォルトの「guest」アカウントは自動で有効になります
制限事項
- ユーザー名とグループ名に対する命名制限:
- 特殊文字を含むことはできません:{}|^[]?=:+/*()$!"#%&',;<>@`~
- 最初の文字にマイナス記号またはスペースは使用できません。また、最後の文字にスペースは使用できません
ドメイン/LDAP
機能
- Windows AD、Microsoft Entra Domain Services、LDAP サーバー、および Synology Directory Server と連携
- シングルサインオン (SSO) をサポート
- ドメイン/LDAP ユーザーおよびグループの権限を設定および管理可能
- ドメイン/LDAP ユーザーが Synology パッケージおよびサービスにアクセス可能
仕様
- ドメイン/LDAP ユーザーおよびグループに対して共有フォルダーおよびアプリケーションへのアクセス権限の設定をサポート
- ドメイン/LDAP ユーザーおよびグループのクォータ設定をサポート
- ドメイン/LDAP ユーザーおよびグループが使用する DSM サービスの転送速度制限をサポート
- ドメイン/LDAP ユーザーのホームフォルダーをサポート
- Synology Directory Server と統合する場合、Kerberos v5 および NTLMv2 認証をサポート
- 次のプロトコルを介したファイルアクセスをサポート: SMB, FTP, AFP, NFS, および rsync
- ドメイン/LDAP クライアントが Synology Directory Server または LDAP Server に参加している場合、ドメイン/LDAP ユーザーのパスワードは DSM の右上隅にあるヘッドアイコンをクリックして変更できます
- ドメインクライアント
- ネストされたグループをサポート
- 双方向信頼ドメイン をサポート
- 読み取り専用ドメインコントローラー (RODC) でのドメイン参加をサポート
- 最大 10 のドメイングループをローカル管理者グループとして割り当てることをサポート
- ドメインごとに最大 200 万ユーザーおよび 200 万グループをサポート
- 管理者が DC IP/FQDN を指定および優先順位付けすることを許可
- Synology Drive、Synology Office、および SMB Service などのファイルアクセス権限を必要とする Synology サービスにアクセスするには、ドメインユーザーにセキュリティグループが必要です。Synology Contacts や Synology MailPlus などのファイルアクセス権限を必要としないサービスには、配布グループまたはセキュリティグループのいずれかを使用できます
- LDAP クライアント
- ネストされたグループをサポート
- OpenLDAP および ユーザー定義サーバープロファイル をサポート
- UID/GID シフトをサポート
- LDAP バージョン 3 (RFC2251) および RFC2307 に基づく
- SSO クライアント
- OpenID Connect (OIDC)、SAML 2.0、および CAS をサポート
- 統合 Windows 認証をサポート
- SSO Server をサポート
- Microsoft Entra Domain Services および IBM WebSphere での OpenID Connect SSO をサポート
制限事項
- ドメイン/LDAP ユーザーおよびグループは、特殊文字 "[{}|^[]?=:+/*( )$!"#%&',;<>@`~]" をサポートしていません
- DC IP/FQDN は IPv6 をサポートしていません
- ドメイン/LDAP クライアントには SSH をサポートしていません
- ドメインクライアント
- セキュリティ識別子 (SID) 履歴をサポートしていません
- LDAP 暗号化に SSL/TLS を使用する場合、Windows AD での チャネルバインディング をサポートされている場合に設定する必要があります
- LDAP クライアント
- LDAP ユーザーおよびグループは、固有の ID に整数のみを使用できます
- LDAP クライアントアカウントを Synology Directory Server ディレクトリまたは他の Active Directory (AD) ドメインサービスにバインドすることはサポートしていません
- LDAP ユーザーが SMB Service にアクセスするには、LDAP ディレクトリが Samba スキーマをサポートしている必要があり、ユーザーはアクセスに NT パスワードを使用する必要があります
ストレージ管理 & ファイル アクセス
ストレージ マネージャ
機能
- Synology NAS の全体的なストレージ使用量をモニターする直観的なストレージ管理アプリケーション
- フォルト トレランスを提供し、かつパフォーマンスを向上させる RAID に基づいたストレージ システム
- Btrfs および ext4 両方のファイルシステムをサポート
- Btrfs ファイルシステムは、ファイルの自己修復を実行して、サイレント データの破損を自動的に検出し、破損したデータを回復できます (制限 1 を参照)
- 領域の効率を最適化するデータ重複排除をサポート (制限 2 参照)
- システム性能を高める SSD キャッシュをサポート
仕様
全般
- ファイルシステムの種類:(制限 3 参照)
- RAIDタイプ:(制限 4、制限 12 参照)
- Basic、SHR-1、SHR-2、JBOD、RAID 0、RAID 1、RAID 5、RAID 6、RAID 10、および RAID F1
- RAID 変換:
- Basic から RAID 1、Basic から RAID 5、RAID 1 から RAID 5、RAID 5 から RAID 6、SHR-1 から SHR-2
- 最大 512 共有フォルダ (暗号化された 128 を含む)
- 最大 256 ボリューム
- グローバルな専用Hot Spareドライブの作成をサポート
- ストレージ プールとボリューム容量の拡大をサポート (制限 5 参照)
- Btrfsファイルシステムを使用して最大1 PiBのドライブ作成をサポート (詳細)
- ストレージ プール管理オプションをサポート:
- ストレージ プールのRAIDタイプを変更 (詳細)
- ストレージ プール中でドライブの追加および交換 (制限 5 参照)
- 拡張ユニットからストレージ プールを安全に取り出す
- システムがドライブの十分な数を検知した場合に、ストレージ プールをオンラインを組み立てる
- パフォーマンスを維持するために、SSD専用のストレージ プール用にSSD TRIMを有効化
- Btrfsファイル システム中のボリュームの使用量の詳細を表示
- 個々のボリュームのために小容量のしきい値および通知を設定
- AES-XTS-Plain64モードによるボリュームの暗号化をサポート (制限 6 参照)
- Btrfsファイル システム内の共有フォルダの使用法とユーザー クォータの設定をサポート
- ext4ファイル システム中のボリューム用にユーザー割当を設定
- データの整合性を確保するためのスケジュール可能なデータ スクラビングをサポート (制限 7 を参照)
- データ スクラビング実行の速度制限の調整、ストレージ プールの修復、ストレージ プールの拡張、およびストレージ プールの RAID タイプの変更をサポート
- RAID Groupのサポートによる保護レベルの向上 (制限 8 参照)
- 動的不良セクタのマッピングでストレージ プールの修復中にデータ保全性を向上
- 完全なWindowsアクセス制御リスト (ACL) をサポート
- AES-256 CBCモードで暗号化した共有フォルダに対応
共有フォルダの暗号化をサポート
- 省エネのHDDハイバネーション機能
- S.M.A.R.T. テスト予約可能
- Synology NASの電源が入っている間のドライブの無効化対応でサービス干渉を回避
- 特定のドライブ スロットのLEDインジケータの切り替え対応
SSDキャッシュ
- キャッシング用にSSDの容量を集約し、割り当てる、SSDキャッシュグループ機能をサポート
- 読み取り専用キャッシュおよび読み取り/書き込みキャッシュの作成をサポート(制限 9 参照)
- 一度に最大16のボリュームを、SSDキャッシュにマウント可能
- Btrfsボリュームのメタデータは、読み取り/書き込みキャッシュにピン留め可能 (詳細)
- ドライブの追加と交換や、RAIDタイプの変更を含む、SSDキャッシュ グループ管理オプションをサポート
- 1 GBのSSDキャッシュあたり、約400 KBのシステムメモリが必要 (拡張メモリを含む) で、プリインストールされているシステムメモリの25%を超えてはなりません
ext4ファイルシステム
- 最大シングル ファイル サイズ:16 TiB
- ファイル名最大長さ:255 バイト (制限 10 参照)
- パス名最大長さ:4,096 バイト (制限 10 参照)
- シンボル リンク最大深さ:40
- 最大シングル ボリュームのサイズ:200 TiB (制限 11 参照)
- 同じレベルのフォルダに対して推奨されるファイルの最大数:100,000
Btrfsファイルシステム
- 最大シングル ファイル サイズ:16 TiB
- ファイル名最大長さ:255 バイト (制限 10 参照)
- パス名最大長さ:4,096 バイト (制限 10 参照)
- シンボル リンク最大深さ:40
- 最大シングル ボリュームのサイズ:
- 200 TiB (制限 11 参照)
- 1 PiB (詳細)
- 推奨されるファイルの最大数:1,000,000,000
- 同じレベルのフォルダに対して推奨されるファイルの最大数:100,000
- インライン圧縮をサポート
- データ重複排除は個別の Btrfsボリュームに対してサポート (制限 2 参照)
- Metadataとデータのサイレント データの破損を自動的に検出して回復するファイルの自己修復の実行をサポート (制限 1 を参照)
- データの送信元と送信先が同じBtrfsボリュームにある場合に、SMBプロトコルを使用して即座にデータをコピーできます
- ファイルシステムの最適化を手動で実行してシステム パフォーマンスを向上
- Synology Drive ServerおよびHyper Backupと統合され、ストレージの効率性とデータの一貫性を向上
Btrfsファイルシステムのスナップショット
- 共有フォルダとLUNの両方でスナップショットとレプリケーションをサポート
- アプリケーション整合性スナップショットの作成をサポート
- 読み出し専用のスナップショットの表示をサポート
- Windows旧バージョン機能をサポート
- スナップショットの最大数 (詳細は、Snapshot Replication の仕様 を参照)
制限
- サイレント データ破損検出を有効にするには、共有フォルダでデータ チェックサム オプションを有効にする必要があります (SHR、RAID 1、RAID 5、RAID 6、RAID 10、およびRAID F1の破壊データの復元のみサポート)
- データ重複排除はSynology SSDおよび特定のSynology NASモデルでのみサポートされます (詳細)
- ご自分のSynology NASモデルでどのファイルシステムがサポートされているかを知るには、その製品データシートをご参照ください (詳細)
- ストレージ プールは、同じタイプのドライブで統一されていなければなりません。次のドライブはミックスできません。SATAとSASのドライブ、SSDとHDD、あるいは4Kネイティブと4Kネイティブ以外のドライブ
- いくつかのRAIDタイプでは、ドライブを追加あるいは交換することでストレージプールやボリューム容量を拡張できます (詳細)
- ボリューム暗号化は、特定のSynology NASモデルでのみサポート可能です (詳細)
- ファイルシステムのスクラビング (Btrfsファイルシステムのみ) と RAIDスクラビング (RAID 5、RAID 6、RAID F1 のみ) は、データスクラビング実行時に連続で実施
- RAID Groupは、特定のSynology NASモデルでのみ利用可能です (詳細)
- SSDキャッシュ作成は、同じストレージ プールに属するボリュームに対して、同じSSDキャッシュ グループからの容量を割り当てることを要求します。
- 異なる文字エンコーディングには異なるデータサイズが含まれます (例えば、UTF-8エンコーディングの文字には1~4バイトが含まれます)
- Synology NASモデルによって変わります (詳細)
- 特定のSynology NASモデルだけが、M.2 SSDを使用したストレージプールの作成をサポートしています (詳細)
File Station
機能
- Synology NASに保存されたフォルダとファイルのブラウズ、プレビュー、管理のためのデフォルトファイルマネージャー
- ファイルの共有が簡単で安全になります
- ユーザーは、特定の当事者と共有のリンクをカスタマイズすることができます
- ユーザーは追加の保護のためパスワードおよび有効期間を構成することができます
- 次のデバイスから容易にアクセスして管理可能:パーソナルコンピューター、タブレット、携帯電話
- 仮想ドライブ、リモート フォルダ、およびパブリック クラウド ストレージを File Station にマウントして、すべてのリモート データにあたかもそれらがローカルに保存されているかのようにアクセスすることができます
仕様
- サポートされる最大値:
- 同時リモートフォルダー 100
- クラウドサービスおよびファイルサーバー 100
- アップロード キューの 1,000 ファイル
- 512 ローカル グループ
- 512 共有フォルダ
- 16,000 ローカル ユーザー アカウント
- サポートされるローカル グループ、共有フォルダ、ローカル ユーザー アカウントの数は、Synology NAS モデルによって異なります (推奨されている数は各 NAS モデルの製品仕様を参照してください)
- 削除したファイルをゴミ箱から復元あるいは取得することをサポート
- ファイルとフォルダの ACL 権限を表示して調整することをサポート
- Windows ACLエディタをサポート
- 表示される共有フォルダの属性のカスタマイズをサポート
- オーディオ ファイルの音楽情報を編集するインターフェースを提供
- Synology NAS に保存されているファイルやフォルダの管理をサポート:
- ファイルやフォルダーの作成、名前変更、削除
- ファイルやフォルダのコピーや移動
- ファイルやフォルダのアップローディングやダウンローディング
- アーカイブされたファイルやフォルダーの圧縮や抽出
- Synology Office、Microsoft Office Online、Google Docsによるドキュメントの表示
- Synology Office では、インポート用に次の形式がサポートされています:docx、xlsx、xlsm、xltx、xltm、xls、xlt、ods、ots、csv
- Photo Viewer による写真の表示、Video Player による動画の表示、Audio Player によるオーディオ ファイルの再生
- ファイル/フォルダーのリスト ビューならびにサムネイル ビューによる閲覧
- 以下のファイル形式をサポート
- インポートされたファイル:
- Document Viewer (特定のモデルでのみ利用可能) がインストールされていると、次のファイル形式もインポートできます:doc
- 画像:
- Photo Viewer で:jpg、jpeg、jpe、bmp、gif、png、tiff、tif、arw、srf、sr2、dcr、k25、kdc、cr2、crw、nef、mrw、ptx、pef、raf、3fr、erf、mos、orf、rw2、raw
- 音楽 (Audio Playerで):mp3、m4a、m4b、ogg、wav、flac、ape、aiff、aif、wma
- ビデオ:
- VLC がローカルコンピュータにインストールされていないと、ビデオプレーヤーは HTML5 がサポートするビデオを再生します。詳細については、ここ を参照してください
- ブラウザのウィンドウ間で、ドラッグアンドドロップでファイルの移動をサポート
- キーボードショートかットのサポート
- ディスク (.iso) イメージ ファイルの内容にアクセスするために、仮想ドライブをマウントすることをサポート
- SMB1/SMB2/SMB3/NFS プロトコルをサポートするリモート サーバーからリモート フォルダをマウントすることをサポート
- さまざまなプロトコルによるリモート パブリック クラウド サービスおよびファイル サーバーへ接続することをサポート
- サポート対象のパブリッククラウドサービス:
- Box
- Dropbox (Team フォルダを除く)
- Google Drive (Shared Drive を除く)
- Microsoft OneDrive
- 対応プロトコルは次のとおり:
- FTP
- SFTP
- WebDAV
- WebDAV HTTPS
- ファイル共有をサポート:
- 同じ Synology NAS 上他のユーザー
- 内蔵のEメール クライアントを使ってEメール添付として
- 簡単に生成できるファイル共有リンクまたは QR コードにより
- 非DSMユーザーに送信するために、ファイル要請 (ファイルアップローディングの招待状) を作成および管理する
- 共有ファイル リンクの構成をサポート:
- セキュリティ強化のための有効期限、有効なアクセス時間、パスワード保護をつけた設定
- ユーザーが既存の共有リンクを編集、共有、削除できる共有リンク マネージャによる集中的な管理
- さまざまな基準によって対象のファイルを見つけ、表示する検索の実行をサポート (通常および高度な検索の両方)
- より効率的な検索結果をもたらすフォルダーのインデックス付けをサポート
- ファイルのロック、保持期間の延長、ロック状態の変換など、ファイルへのWriteOnce設定の適用と変更をサポート
- ファイル転送に関するログと、レビューとエクスポート用にユーザーのアクティビティに関するログを提供
- 特定のユーザーおよびグループに関する、ファイルの転送について制限速度を設定することを許可
制限事項
- 10,000 を超えるサブフォルダを含むフォルダは、最適なブラウザ性能を確保するために下位のフォルダ レベルでは開くことはできません
- 非暗号化した共有フォルダ内のファイル/フォルダ名は最大 255 文字(ラテン系言語以外は最大 80 文字)とし、ファイルパスは最大 4,096 文字としてください。
- 暗号化した共有フォルダ内のファイル/フォルダ名は最大 143 文字(ラテン系言語以外は最大 47 文字)とし、ファイルパスは最大2,048 文字としてください。
- ファイル名とフォルダー名は、コロン (:) およびスラッシュ (/) を含むことはできず、"._"で始まることはできず ("._name"など)、システムで予約されている文字の組み合わせ ("."や"..") は使用できません。
- Internet Explorerでは、ブラウザ間あるいはタブ間でのドラッグアンドドロップには対応していません
- リモート接続フォルダおよびマウントされたリモートフォルダでは、通常検索の実行はできません
- 仮想ドライブおよび .iso ファイルは、共有フォルダ内に含まれているサブフォルダにしかマウントできません
- NFSv4はTCPプロトコルのみサポートしています
- クラウド サービスまたはファイル サーバーに保存されたファイルでは、一部のFile Stationの機能 (圧縮先、解凍、プレビューなど)を使用できない場合があります。
- 接続したクラウド サービスまたはファイル サーバーのそれぞれの転送速度は、ユーザーの速度制限設定によります。
- ファイルリクエストリンクはフォルダーのアップロードには対応しません
- Cloud Service に接続する場合、特定のクラウド固有の制限が適用される場合があります。詳しくはこちら リンク を参照してください
- アップロード機能は、使用する Web ブラウザの種類によって異なる場合があります。詳しくはこちら リンク を参照してください
Universal Search
機能
- ファイル名とファイル内容でSynology NAS上のアプリケーションとファイルをグローバル検索
仕様
- Synology NASで次の項目の検索を提供:
- ファイル (画像、音楽、動画を含む) およびインデックス化されているフォルダ内のファイルコンテンツ
- Note Station 内のメモ
- Synology Office内のドキュメントとスプレッドシート
- オフラインDSMヘルプ文書
- アプリケーション
- キーワードによる全文検索および高度な検索条件:
- 作成/変更/最終アクセス日
- ファイル拡張子
- ファイル サイズ (MB)
- 作成者
- グループ
- 所有者
- 作曲者
- アルバム
- タイトル
- 公開年
- プログラム名
- ジャンル
- 長さ(分)
- オーディオビットレート
- オーディオ サンプル レート
- ビデオビットレート
- ビデオコーデック
- 説明
- 評価
- ISO
- カメラ
- カメラモデル
- 露出時間
- 口径
- 水平方向の解像度
- 垂直方向の解像度
- 正確な検索結果を表示するために、インテリジェントな検索ウィジェット「Search Now」を備えます。
- ウィジェットを開く [Ctrl + F] ホットキーをサポート
- ファイルタイプで検索する他のホットキーをサポート:ドキュメント向けの [Alt + D]、写真向けの [Alt + P]、音楽向けの [Alt + M]、動画向けの [Alt + V]
- 検索結果は次のファイルタイプでフィルターされます。ドキュメント、写真、音楽、動画
- インデックス化には最大1000フォルダーまでが選択できます (選択されたフォルダー内に含まれるサブフォルダーは含みません)
制限事項
- 次のタイプのストレージスペースでの検索はサポートされていません:
- 外部 USB/SD ストレージデバイスに保存されたアイテム
- リモートフォルダ、クラウドサービス、および Synology NAS にマウントされた仮想ドライブに保存されたアイテム
- インデックス付きフォルダをホストするためのボリュームは、最低 100MB の空き容量が必要です
- 暗号化されたファイルや内容が空のファイルの検索結果のプレビューは利用できません
- 検索結果に 1,024 以上の一致項目が含まれる場合、すべての一致した用語がプレビューでハイライト表示されるわけではありません
- 特殊文字を使用した検索は、ファイル名に限られ、ファイル内容ではありません
ネットワーク管理
外部アクセス
QuickConnect
機能
- インターネット経由でのモバイルおよびPCクライアントからSynology NASへのセキュアでスムーズな接続を、ポートフォワーディングルールやルーターのコンフィグレーションをセットアップする必要なく行なえます
- 特定のSynologyパッケージに対し内部および外部の両方で簡単にファイル共有が可能な読み取り可能なURLを作成します
仕様
- LAN/WAN検出機構 (より詳細) によってサーバー接続を確認します
- 最適な接続経路とオプションのQuickConnectリレーサービスを選ぶことで、サーバーの到達可能性が確実になります
- SSLが有効な場合、エンドツーエンドの暗号化によるセキュアなネットワーク接続
- 対応するUPnPルーターで必要なポート転送規則を自動的に適用
- アプリケーションがQuickConnect経由でアクセスができるようにカスタマイズできる権限
- Synology Service Statusウェブサイト (詳細) でQuickConnectに対する詳細なインシデント記録をサポートします
- 対応するアプリケーションとサービス:
- DSM
- SRM
- 中央管理システム (CMS)
- アプリケーション ポータル
- Photo Station
- Moments
- Audio Station
- Synology Surveillance Station Client (Synology Surveillance Station Clientを含む)
- Download Station
- Cloud Station (Cloud Station Backup および Cloud Station Drive)
- Synology Drive Server (Synology Drive Client を含む)
- Video Station
- File Station
- ファイル共有
- チャット (Synology Chat Clientを含む)
- Note Station (Synology Note Station Clientを含む)
- すべてのSynologyモバイルアプリ (LiveCamとVPN Plusは除く)
制限事項
- サードパーティ製アプリケーションへの接続には対応していません
- IPアドレスへ直接マップすることやDDNSが必要な特定のサービスおよびパッケージには対応していません
- リレーされているQuickConnect接続はネットワーク遅延が比較的長いため、ポートフォワーディングによる接続よりも遅くなる場合があります
- 地域によってはISPの制限により、リレーサービスは動作しない可能性があります
DDNS
機能
- Synology NAS のドメイン名を IP アドレスに変換
- 複数の DDNS プロバイダ
- DDNS サーバーの Synology Heartbeat 機能
- カスタム DDNS プロバイダのプロファイルに対応
ネットワーク
機能
- 複数インターネット接続タイプ
- 複数ゲートウェイの静的ルート
- IPv6 トンネリング
- 特定のプロトコルに対するトラフィックフローと帯域幅を制御
仕様
- 全般
- 対応ネットワークプロトコル:PPPoE、DHCP、静的 IP
- 対応 VPN 接続タイプ:PPTP、L2TP/IPsec、OpenVPN (.ovpn ファイル経由)
- 対応 IPv6 移行メカニズム:6in4、6to4、DHCPv6-PD
- 複数のゲートウェイに対応
- 優先 DNS サーバーと代替 DNS サーバーを手動で指定する
- ターゲットの IP アドレスが着信インターフェイス上で構成されたローカル アドレスである場合の ARP リクエストへの応答をサポート
- プロキシ サーバーとの接続を確立
- 各 LAN インターフェイスに VID を割り当てる 802.11Q VLAN をサポート
- 対応 802.11X 認証プロトコル:PAEP、TTLS、TLS
- Link Aggregation 対応モード:
- 負荷分散機能
- IEEE 802.3ad ダイナミック Link Aggregation
- バランス XOR
- アクティブ/スタンバイ
- トラフィック コントロール
- 特定の TCP/UDP ポートを持つサービスの送信帯域幅を設定
- 対応 Bond および PPPoE インターフェイス
- ルールの最大数:100
- 静的ルート
- 対応 LAN、VPN、および Bond
- 特定のインターフェイスおよび Bond にルーティング ルールを設定
- 静的ルートの最大数:100
制限事項
- インターネット接続
- VLAN
- 各ネットワーク インターフェイスで許可される VID は 1 つのみ
- トラフィック コントロール
- 送信トラフィックのみサポート
- ルール内の最大数:15
連携ユーティリティ
Synology Assistant
機能
- ローカルエリアネットワーク (LAN) 内のSynology NASやその他のデバイスを管理する使いやすいツール
- Synologyデバイスを見つけて接続し、ステータスをチェック
- Synology NASに取り付けられたプリンタを集中管理
仕様
- システム要件
- Windows 10以降
- macOS 12.4以降
- Ubuntu 20.04以降
- Synologyデバイスに対する以下の情報の表示をサポートしています。
- サーバー名
- IPアドレス
- IPステータス
- サーバーの状態
- MACアドレス
- ファームウェア バージョン
- モデル
- シリアル番号
- WOL (Wake-on-LAN) の状態
- 共有フォルダーをネットワークドライブとしてマップ可能
- 遠隔からSynology NASの動作を開始させるWOLをサポート
- Synology NASおよびルーターに対しメモリ診断テストを実行
制限事項
- プリンタをセットアップする前に対応機種の一覧をご確認ください Synology対応機種一覧
- USBプリンタは、Synology NASとUSBハブ経由ではなくUSBポートに直結してください
- 接続されるプリンタのメモリカード機能はサポートされていません
- メモリ診断テスト中、サーバーはサービスの提供ができません
- 2022年に出荷されたSynology HD、FS、SA、XS+、XSシリーズのデバイスは、ネットワーク/USBプリンターをサポートしなくなります
- 23シリーズ以降のSynology Plus、Value、Jシリーズのデバイスは、USB経由のプリンターの接続をサポートしなくなります
- RC18015xs+は、USBプリンターをサポートしません
DS Finder (モバイル)
機能
- モバイルデバイスからDSMをSynology NASに直接せっとあし、インストールできるようにするアプリ
- 同じLAN内でSynology NASを検索し、見つける機能をサポート
- Synology NASを構成するために役立つさまざまな機能をサポート
- システムイベントが発生した時に、ご自分のモバイルデバイスにプッシュ通知をサポート
仕様
-
システム要件
- iOS:13.0 以降
- Android:8.0 以降
- 同じLAN内でSynology NASを検索し、接続する機能をサポート
- NASへインストレーションウィザードでDSMのインストールが可能
- モバイルデバイスから直接特定のSynology パッケージをSynology NASに自動インストール
- Synology Hybrid RAID (SHR) をデフォルトのRAIDタイプとして作成し、ドライブのストレージ領域を素早く容易に割当て
- モバイルデバイス向けに特定のSynologyモバイルアプリを推奨
- 複数のNASをひとつのモバイルアプリで管理可能
- NASをインターネットから動作開始させるWake-on-LAN (WOL) 機能のためにポートをカスタマイズ可能
- NASをモバイルデバイスから直接シャットダウンや再起動が可能
- 置き場所を見つけやすくするためにNASからビープ音を発生
- ストレージの使用状況およびハードドライブの正常性を監視
- ユーザーの追加と削除、資格情報や状態の管理、ユーザーグループの割当てなどのユーザー管理をサポート
- 特定のシステムイベントが発生した場合に通知をトリガするプッシュ通知を有効化
- DSMの自動アップデート、アップデートの自動チェック、アップデートのチェックのスケジュール予約を行うDSMアップデート設定をサポート
- デバイスについてのあらゆる詳細を表示するシステムおよびネットワーク情報を提供
- ブロッキングルールオプションおよびブロック/許可リストを仕様する自動IPブロッキングの設定をサポート
- 次のサービスのために、Synology AccountをそれぞれのNASにバインド可能
- NASをWANでアクセスするためにQuickConnectを有効化し、設定可能
- デバイスにを監視するSynology Active Insightを有効化
- ウェブブラウザを使わずにモバイルウェブバージョンでのDSMへのアクセスを許可
- Synology NASのアクセシビリティを保全するパスコードロックをサポート
制限事項
- デスクトップ モデルは、その名前が「DS」で始まるものだけをサポート
DS file (モバイル用)
機能
- 安全な HTTPS 接続を通じて、Synology NAS に保存されたファイルを管理するモバイル アプリケーション
- 写真を閲覧し、ビデオを観て、あるいは外中時に仕事用のドキュメントをチェック
仕様
-
システム要件
- iOS:14.0 以降
- Android:8.0 以降
- SSL/TLS 接続を介した安全なログインをサポートし、Synology サーバーにインストールされているサーバー証明書を認証
- 他の Synology モバイル アプリと資格情報を共有し、ログイン履歴を記録して、ユーザー資格情報を何回も入力する手間を省きます
- ファイル管理およびファイル操作をサポート
- 基本操作:ファイルをアップロードし、ダウンロードし、移動し、コピーし、改名する
- 一般的にサポートされるファイル・タイプ:
- ドキュメント:doc、docx、pdf、ppt、pptx、txt、xls、xlsx、htm、html
- 画像:jpg、jpeg、png、gif、bmp、tiff
- ビデオ:mp4、m4v、mov
- オーディオ:mp3、m4a、wav、3gp、wav
- 対応するファイル形式は、モバイル デバイスの能力によって異なります。
- お気に入り:頻繁にアクセスするファイルをショートカットで追加することをサポート
- オフライン ファイル:インターネット接続なしでアクセスできるようファイルをピン留め
- タスク:進行中のアップロードおよびダウンロードのタスクの表示とそれぞれのステータスの表示をサポート
- データを保護するために、カスタマイズされたリンク設定でファイルとフォルダを共有することをサポート
- モバイル デバイスの写真を Synology NAS に写真をバックアップすることをサポート
- バックアップ モード:
- 新しい写真をバックアップ:新しく追加した写真/ビデオのみをバックアップ
- すべての写真をバックアップ:新しく追加された写真/ビデオおよび以前のものをバックアップ
- バックアップ規則:
- Wi-Fi でのみアップロード:お使いのデバイスが Wi-Fi を使用しているときにのみ写真/ビデオのバックアップを行います
- 写真のみをアップロード:ビデオではなく、写真のみをバックアップします
- 元のファイル名を維持:バックアップした写真/ビデオの元のファイル名を維持します有効化されない場合、ファイル名はそれが作成された日付と取り替えられます
- Live Photo:ライブ写真だけをアップロードするか、あるいは写真とビデオの両方をアップロードします
- モバイルのスペースを解放:モバイル デバイスストレージ スペースをリリースするために、Synology NAS にバックアップされた写真およびビデオを削除します
- ストレージ スペースを節約するためにアイテムをアーカイブに保管し抽出することをサポートし、機密データを保護するためにパスワード保護を提供します
- 抽出にサポートされるファイル形式:.zip、.tar、.gz、.tgz、.rar、.7z、.iso (ISO 9660 および Joliet)