Synology^® が Sureillance Station 8.1 ベータ版を発表

台北、台湾 2017年6月22日 Synology^® Inc.は、同日、Surveillance Station 8.1 ベータ版の利用開始を発表し、世界中からベータ版テストプログラムへ参加して頂ける方を歓迎します。貴重なフィードバックと提案は、Surveillance Station 8.1 の公式のリリースで採用される予定です。

「遠隔録画アーカイビング技術と、POSおよびビデオの統合により、Surveillance Station 8.1 ベータ版はチェーンストア向けの完璧な小売ソリューションとなります。Geofence による異なるセキュリティレベル間の自動切り替えを可能にし、インターホンとの統合により、Surveillance Station 8.1 ベータ版はホームユーザーにとってもっとも便利なセキュリティ体験が提供されます。」と、Synology Inc. のプロダクトマネージャーである Ruby Lin 氏は述べています。「GPU アクセラレーション技術により、CPU の使用率は劇的に下がり、ビデオ表示はよりスムーズになることで、Surveillance Station 8.1 ベータ版によってユーザーは非常に速い性能を享受できます。」

Surveillance Station 8.1 ベータ版の新機能は次のとおりです。

• 遠隔録画アーカイブ：支店でのストレージスペースが限られている大半のチェーンストアが抱える問題を解決するよう作られました。ユーザーは本社にアーカイブする録画時間とイベントタイプをカスタマイズでき、本社のストレージを利用し、アーカイブ実行時間の設定や帯域幅制御によりアーカイブタスクがユーザーのネットワーク利用に影響を与えないようにできます。
  
• POS¹ との統合：店舗は対応するビデオで取引を監視できるようになり、直感的なインターフェイスで過去の録画を検索して取引に関するトラブルを速やかに解決できます。ユーザーは不正な取引のためにイベント通知をカスタマイズし、Action Rule アプリケーションとやりとりできます。
  
• Intercom カメラ² との統合：Intercom カメラは豊富な機能を持つデバイスで、ビデオ監視、呼び鈴、ドアロック操作、双方向オーディオなど多彩な機能を提供します。これらの機能に加え、Surveillance Station 内の過去の録画を検索できるため、お客様は DS cam 経由で双方向オーディオと 1 回ごとの手動アクセスができ、どこにいても訪問者に応対できます。
  
• ホームモード：ホームセキュリティとしては、Surveillance Station 8.1 ベータ版はユーザーが在宅か外出中かに応じた 2 種類のセキュリティ設定をもちます。ユーザーは異なるセキュリティモードの切り替えを手動、スケジュールあるいは Geofence で行えます。別のセキュリティ設定に切り替えるばあい、システムは異なる録画スケジュール、通知設定、ストリームプロファイル、起動するアクションルールを調整します。
  
• HTML5 のサポート³：Surveillance Station Client の利用に限定されていたことや、Internet Explorer と Safari でプラグインをインストールする必要があったことは解消され、Surveillance Station 8.1 ベータ版の HTML5 サポートにより、ビデオは Chrome で表示することができます。
  
• GPU アクセラレーション⁴：GPU アクセラレーションが Windows バージョンの Surveillance Station Client でサポートされるようになりました。Surveillance Station 8.1 ベータ版にアップグレードし GPU オプションを有効にすると、グラフィックスカードの追加購入なしに、CPU 使用率を大幅に下げつつ組み込みのグラフィックスカードによる高性能が享受でき、ビデオ表示が一段とスムーズになります。
  

Surveillance Station 8.1 ベータ版についての詳細は www.synology.com/beta/SurveillanceStation_81_beta をご覧ください。

発売状況

Synology Surveillance Station 8.1 ベータ版パッケージは、DSM でダウンロードしてご利用頂けます。DSM の対応、パッケージのインストレーション、該当モデルに関する情報は、www.synology.com/beta/SurveillanceStation_81_beta/ReleaseNotes/#SurveillanceStation をご覧ください。

1. 各 POS デバイスには 2 つの Surveillance Device ライセンスが必要です。
2. Intercom カメラの設置方法は通常のカメラとほとんど同じで、各 Intercom には 1 つの Surveillance Device ライセンスが必要です。
3. 現在のバージョンでは MJPEG と H.264 ビデオだけがサポートされ、魚眼デワーピングやライブ ビュー分析などの高度な画像機能はサポートされていません。機能とサービスをすべて利用するには、Surveillance Station Client か Internet Explorer および Safari の利用をお勧めします。
4. GPU アクセラレーションはライブ ビュー　の H.264 ストリームだけでサポートされ、魚眼デワーピングやライブ ビュー分析などの高度なビデオ処理はサポートされていません。GPU アクセラレーションをサポートしないストリームタイプは依然として CPU のデコーディングを使用します。