台湾・台北市-2021年9月22日-Synology は本日、最新のSynology C2クラウド アプリケーションのリリースを発表しました。「C2 Backup」はWindows デバイスがご自宅にあるか、複数のオフィスに分散しているかに関わらず、パワフルで効率的なWindows デバイスのデータ保護を提供します。
「「C2 Backup」は、どこにいてもデバイスの保護を一元化したい方に新たな選択肢を提供します」と、Synology の「C2 Backup」のプロダクト・マネージャーである ヤン・ジュウ・リン(Yen-ju Lin)氏は述べています。「また、追加でハードウェアを導入する必要がないため、ユーザーはすぐにバックアップを開始してWindows デバイスを保護することができます」
完全で一元的なデータ保護
「C2 Backup 個人向け」と「C2 Backup ビジネス向け」を使えば、Windows PCとサーバー上のすべてを単一のコンソールから安全かつ効率的にバックアップすることができます。
「C2 Backup」でバックアップされたデータは、エンドツーエンドの AES-256 暗号化によって不正アクセスから完全に保護され、バックアップファイルや機密情報のロックを解除するにはユーザーが保持する秘密鍵が必要となります。
柔軟なスケジュールバックアップ
「C2 Backup」はストレージと帯域幅を最適化するために、永久増分バックアップを採用しています。
増分バックアップは、毎回のバックアップでアップロードされるデータ量を変更のあったブロックのみに減らすことができるため、バックアップをより効率的に実行できます。
利用者は個別にバージョン保持の設定を行うことができます。保持ポリシーは個人のニーズに合わせたり、会社のポリシーや規制に準拠したりすることができます。
また、「C2 Backup」は、ユーザーがバックアップを忘れないようにするためのスケジューリング戦略を提供します。ユーザーはバックアップ タスクを定期的に実行するか、画面のロック、アカウントのログアウト、デバイスの電源投入などのイベントをトリガーにするか選択できます。
高速で完全な復元オプション
デバイスの故障、データ損失、ランサムウェア攻撃などが発生した場合、「C2 Backup」の高速な復元方法により、ユーザーはサービスを迅速に再開できます。ファイルレベルのリカバリでは必要なファイルをすぐに取り出すことができ、ベアメタルリカバリではデバイス全体を以前の状態に復元することができます。
「個々のデバイスの所有者は、直感的なC2 Backupのコンソールにアクセスすることで、バックアップしたデータを簡単に見つけ、すばやくダウンロードすることができます」とリン氏は述べています。「また、明確なバージョニングにより、ユーザーは必要に応じてポータルからファイルの古いバージョンのコピーを取り出すことができます」
制限なしのエンドポイントと透明性の高い価格設定
「C2 Backup 個人向け」の価格はストレージの使用量に基づいており、各サブスクリプションで保護するデバイスに台数制限はありません。年間サブスクリプションの料金は500 GB のバックアップ データの場合は月額 3.49 ドルからで、2 TB までの保護の場合は月額 9.99 ドル以下となっています。
サブスクリプション・プラン
「C2 Backup」は 2 つのサブスクリプション・プラン「C2 Backup 個人向け」と「C2 Backup ビジネス向け」で提供されています。
2021年末までに「C2 Backup 個人向け」に登録したユーザーには、90日間の無料トライアル期間が提供され、新しいプラットフォームの機能を徹底的に試すことができます。
「C2 Backup ビジネス向け」では、さらにMicrosoft 365ユーザーがExchange Onlineに保存されたデータをバックアップすることができます。「C2 Backup ビジネス向け」の機能にご興味のある方は、お問い合わせまでご連絡ください。
Synology は、データ管理の最前線に立ち、進化し続けるテクノロジーを革新および採用しながら、新たな可能性を提案し続けています。データ ストレージとバックアップ、ファイル コラボレーション、ビデオ管理、ネットワーク インフラストラクチャ向けのソリューションに止まらず、すべて1つの目標を念頭にして、世界中のビジネスのデジタル化を推進しながら、IT 管理を簡素化する一元化されたプラットフォームを提供します。