プレスリリース

物理的、仮想的、およびクラウドのワークロードに分散したデータを一連の Active Backup パッケージスイートで保護します

台湾、台北 — 2018 年 6 月 13 日 — Synology は本日、一連の Active Backup パッケージスイート、SaaS クラウドのバックアップをサポートする Active Backup for Office 365、そして物理並びに仮想環境でのワークロードにおけるデータの可用性を提供する Active Backup for Business のベータバージョンを発表しました。

「ますます多くの企業や組織が、物理を超え、仮想、そしてクラウドのプラットフォームを運用するようになっています。この現象は、このクロス プラットフォームで増大するデータの安全を確保しなければならない IT 部門に極めて難しい課題を突きつけます。」と、Synology Inc.
のアプリケーション グループ ディレクター、Jia-Yu Liu は語ります。「この問題に取り組むために Synology は、多様な規模のビジネスに対応すべくソフトウェアとハードウェアを緊密に統合したオールインワンソリューションを提供します。」

Active Backup for Office 365 は、単一インスタンス化技術を採用し、Office 365 のデータを管理、利用することでビジネスを支えるのみならず、バックアップに必要な領域を大きく減らすことができます。コンテンツ検索機能は、メールと添付にあるコンテンツをまとめることに特に力を入れており、復元を必要とするユーザーが一番短い時間で当該メールを見つけることができます。

Active Backup for Office 365 の主要機能:

  • 複数の Office 365 エンドポイントのサポート:Office 365、Office 365 Germany、21Vianet が運用する Office 365。

  • 集中化さた包括的な保護:OneDrive for Business、メール、連絡先、カレンダーのデータを Synology NAS にバックアップし、それらのコピーを単一のインタフェースで効率的に管理。

  • セルフサービス リカバリーポータルからの多彩な単位でのレストア、検索、エクスポート:
    新しいコンテクスト検索が加わりキーワードによる効率的なフィルターが可能です。そこから、ユーザーは正しいメールを見つけ、ひとつのファイルやメール、メール添付、連絡先、カレンダーイベントをセルフサービス リカバリーポータルから復元やダウンロードが可能です。

  • バックアップとストレージの効率性単一インスタンス化は、ファイルの独自コンテンツだけを転送、保存することで、効率性を実現します。ブロックレベルの重複排除はビジネスに対し、ファイルの中で以前のバージョンと比較して変化したブロックだけを保存することで、使用されるストレージスペースを最小化しながら大半のデータを保持できるようにします。

一方、Active Backup for Business は、DiskStation Manager (DSM) に適合した複数の技術を統合しています。Btrfs ファイル システムに対して、Synology はバックアップに必要なストレージを大きく減らすグローバル重複排除機能を開発しました。Virtual Machine
Manager との統合により、物理サーバーや仮想マシンの NAS バックアップを DSM上 で直接
実行でき、データとアプリケーションの可用性を最大化できます。

Active Backup for Business の主要機能:

  • PC とサーバーの保護:Active Backup エージェントユーテリティにより、ユーザーはイメージベースのバックアップを実行でき、Windows PC や Windows サーバーのワークロードを保護することができます。シナリオによっては、ユーザーはリカバリーポータルからひとつのファイルを復元するか、システム全体のベアメタル復元、または Virtual Machine Manager 上のバックアップイメージを直接実行してアプリケーションデータを取り出し、アプリケーションの可用性をもたらすかを選択できます。

  • 仮想マシン保護:ユーザーは VMware vSphere 情報によりエージェントなしで、仮想マシンのワークロードを保護できます。これは、個別ファイルの復元から、NFS へのインスタントVMレストア、フル Vmレストアまで、Synology VMM 上で実行させる複数の復元手法をサポートします。

  • より速いバックアップ:Changed Block Tracking (CBT) 技術により、毎回フルバックアップをとる代わりに増分バックアップを実行します。

  • ストレージの効率性:組み込みの重複排除により、ストレージ消費は激減

  • 復元の信頼性向上:Synology VMM でバックアップを検証し、バックアップの信頼性を大きく高め、本番環境での負担を最小化します

  • Run on VMM:Synology VMM との統合という独自機能により、ユーザーは本番サイトと同じ IT 環境を作ることができ、一時的な Disaster Recovery ソリューション、オブジェクトのエクスポート / インポート、テスト環境のアップグレードが可能です。

詳細情報

詳細については、Active Backup for Office 365 のページ (https://www.synology.com/dsm/feature/active_backup_office365) と

Active Backup for Business ベータのページ (https://www.synology.com/beta/2018_ActiveBackup_for_Business_beta) をご覧ください。

Synology の概要

Synology は、クラウド時代において、ユーザーの皆様が、データを管理し、また、監視を実行する方法を一変させる、ネットワーク接続ストレージ、IP 監視ソリューション、およびネットワーク機器を実現します。Synologyは、最新テクノロジーの強みを十分生かすことによって、手頃な価格と信頼性の高い方法で、ユーザーの皆様が、データ ストレージとバックアップを集中化し、どこに居てもファイルを共有し、専門的な監視ソリューションを実装し、ネットワークを管理していただけるよう、お役に立つことを目的としています。Synology は、常に1歩先を行く先進的機能を備えた製品と、クラス最高のカスタマー サービスをご提供することに専念しています。

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