PHP 7.3 / 7.4 / 8.0 サポートの終了
公開: 2025-08-14より安全で安定したシステム環境を提供するため、Synology は次回の DSM リリースで以下の PHP バージョンのサポートを終了します:
- PHP 7.3
- PHP 7.4
- PHP 8.0
これらのバージョンはPHP開発チームによって公式にサポート終了(End-of-Life、EOL)と宣言されており、セキュリティアップデートは今後提供されません。潜在的なセキュリティリスクを低減するため、Synologyは今後のDSMリリースで上記バージョンのサポートを終了します。システムのセキュリティとサービスの安定性を維持するため、現在サポートされているバージョンへの移行を推奨します。
推奨 PHP バージョン:
- PHP 8.1
- PHP 8.2
影響を受けるスコープ
サポート終了 PHP バージョンに依存するパッケージ
- Synology は、次回の DSM リリースで影響を受けるすべての Synology パッケージをアップデートします。新しい PHP 環境との互換性を維持するため、インストール済みの各パッケージを必ず最新バージョンにアップグレードしてください。
- サードパーティまたは手動でインストールしたアプリケーションを使用している場合は、各開発者に連絡して PHP 8.1 または 8.2 との互換性を確認するか、互換性のあるアップデートがリリースされるのをお待ちください。
Web Station ユーザー
- 現在 PHP 7.3、7.4、または 8.0 を実行環境として使用している Web Station 経由でウェブサイトをホストしている場合は、Web Station の設定に移動し、PHP プロファイルを PHP 8.1 または 8.2 に切り替えて、ウェブサイトが正常に動作し続けるようにしてください。
カスタム開発された PHP アプリケーション
- NAS 上にカスタム PHP アプリケーションを導入している場合は、PHP 8.1 または 8.2 との互換性を確認し、必要な更新やテストを実施してください。