データIOおよびスループットベンチマークの試験環境
- NAS/IP SAN:
- オペレーティング システム:DSM 7.2
- RAIDボリュームタイプ:RAID 6 (12ベイ以上)、RAID 5 (4ベイ~8ベイ)、RAID 1 (2ベイ)、basic (1ベイ)
- ドライブ (フル実装):
- SSD SATA 960 GB Synology
- HDD SATA 4 TB Synology
- ネットワーク インターフェイス カード:Synology 10GbE NICでサポートされる最大まで収容
- ネットワーク構成:ネットワークポートは最大帯域幅を使用
- クライアントコンピューター:
- Intel Core i7-4790 3.60GHz、4 GB DDR3-1600、Intel SSDSC2CW120A3K5 SATA SSD、Intel X540-T2 NIC
- ベンチマーク:
- SMBシーケンシャル スループットテスト:FIO v3.6、読み書き比率100%およびブロックサイズ1 MB、Windows Server 2016 Datacenter
- iSCSIランダムIOPSテスト:FIO v3.6、読み書き比率100%およびブロックサイズ4 KB、Thick LUN、Windows Server 2016 Datacenter
Synologyアプリケーションの試験環境
- Synology Office:
- モデルは、そのデフォルトメモリ構成でテストを実施しました。
- FSシリーズモデルは、10台のSSDドライブでひとつのSSDボリュームを構成してテストを実施しました。
- SA、HD、XS+シリーズモデルは、4台のHDDドライブでひとつのボリューム、2台のSSDドライブを読み書きキャッシュとして使用した構成でテストしました。
- J、Value、Plusシリーズモデルは、最大4台のHDDドライブでひとつのボリュームを構成してテストを実施しました。
- Synology MailPlus:
- SSDをサポートするモデルは、最大12台のSSDドライブでひとつのSSDボリュームを構成してテストを実施しました。
- 拡張可能なメモリをもつモデルは、その最大メモリ (上限64 GB) でテストを実施しています。
- 2台のサーバー間のデータ同期のため、ハイアベイラビリティモードではメールシステムの性能が若干低下します。
- テスト中に有効化された機能:アンチスパム、アンチウィルス、DNSBL、コンテンツスキャン、フルテキスト検索 (英語のみ)。
- Synology Surveillance Station:
- 性能指標は、ドライブをフル実装したデバイスを使用した連続録画設定で実施されたテストで得られたものです。システムの実際の能力は、構成、ドライブ性能、有効化した機能、負荷的ワークロードの有無によって異なる場合があります。
- FS6400、SA6400、SA3610に対する性能指標は、拡張ユニットの追加によって改善されることがあります。
- 特定のモデルに対しては、ここに挙げた性能数値を得るためにSurveillance Station 9.1.3以降が必要です。詳細は、製品ソフトウェア仕様をご覧ください。
注意
- 性能測定は、ネットワーク設定を最適化し、手動によるトラフィック分散を行った、多数のクライアントエンドポイントを使用して実施されます。実際のの製品の性能は、構成や環境要因によって異なる場合があります。
- Synologyアプリケーションの性能テストは、システムで追加のアプリケーションが実行されていない状況で行われています。複数のアプリケーションを同時に実行すると、システム性能と個々のアプリケーションの性能の両方に影響を与える可能性があります。
- ご利用可能なデバイスモデルは、地域によって異なります。詳しくはお近くのSynologyパートナーにご相談ください。