外部デバイス
[コントロール パネル] > [外部デバイス] > [外部デバイス] を選択すると、Synology NAS に接続されている外部ストレージ デバイスのリストを表示できます。
外部ドライブ
外部ドライブをシステムに接続すると、そのドライブ容量を usbshare[番号] (USB ドライブの場合) または satashare[番号] (eSATA ドライブの場合) という名前でシステムが作成した共有フォルダを通して共有することができます。共有フォルダは、外部ドライブをシステムから取り外すと自動的に削除されます。
Synology NAS は次のフォーマットを認識します。Btrfs、ext3、ext4、FAT32、exFAT、HFS Plus、and NTFS.認識されない外部ドライブは、システムで使用する前にフォーマットする必要があります。
注:
- 一部のモデルは HFS Plus に読み取り専用で対応しています。
- HFS Plus ではジャーナルはサポートされていません。
- Synology NAS が exFAT をサポートするには、パッケージ センターから exFAT Access をインストールする必要があります。どの Synology の製品モデリングが exFAT フォーマットをサポートするかチェックしてください。
- 外部ドライブはプラグを抜く前に、取り出してください。
- Btrfs は特定のモデルのみに使用できます。お使いのモデルが Btrfs をサポートするかチェックしてください。
ディスクイメージにアクセスする:
Synology NAS は、File Station を使用して外部デバイス上のディスク イメージのコンテンツにアクセスするために、仮想ドライブをマウントすることができます。仮想ドライブをマウントする方法を学んでください。
注:
- サポートされるディスクイメージ形式は、ISO 9660 および UDF ファイルシステムを使用した「.iso」ファイルです。
ドライブをフォーマットする:
[フォーマット] をクリックして、ウィザードに従ってください。外部ドライブは Synology NAS で ext4 または FAT32にフォーマットできます。
注:
- 外部ドライブをフォーマットする前に、必ずデータをバックアップしてください。データはすべてプロセス中に削除され復元することができません。
- ext4、FAT32 あるいは exFAT フォーマットへ外部ドライブをフォーマットするには、ドライブ容量が 1GB 以上でなければなりません。
- ディスクが ext4 形式でフォーマットされている場合は、Synology NAS でのみ認識されます。PC または Mac で外部ドライブから直接データを読み取りたい場合、FAT32 フォーマットを選択してください。
S.M.A.R.T. テストを行う:
S.M.A.R.T. テストは、ドライブの状態を調査および報告してドライブ不良の可能性を警告します。
- S.M.A.R.T. テストを行なうには、[S.M.A.R.T. テスト] ボタンをクリックして、ウィザードに従ってください。
- テスト結果をチェックするには、[S.M.A.R.T. 情報] をクリックしてください。
注:
- テスト回数は、システム環境によって異なります。
制限事項
次の場合には、ドライブをフォーマットできません。
- 外部ドライブが初期化されているとき。外部デバイスが接続された直後など。
- 外部ドライブの容量は 1 GB (ext3/ext4 フォーマット) 以下です。
- 外部ドライブがフォーマットされているとき。
- システムがファイルを外部ドライブにバックアップしているとき。
- 外部ドライブが破損している場合。
注:
- Btrfs は特定のモデルのみに使用できます。お使いのモデルが Btrfs をサポートするかチェックしてください。
すべての外部デバイスにデフォルトの権限を割り当てるには:
デフォルトの権限は、[設定] > [デフォルトの権限] をクリックして、外部デバイスとその内容にアクセス、表示、変更できるユーザーとグループを指定することで設定できます。Synology NAS に外部デバイスが接続されている場合は、指定した権限は自動的にその外部デバイスに割り当てられます。
権限画面で、次の手順に従ってデフォルトの権限を設定してください。
- 次のドロップダウン メニューで以下のいずれかを選択します。
- システム内部ユーザー:Anonymous FTP/WebDAV ユーザーなど、デフォルトのシステム ユーザーに権限を割り当てます。
- ローカル ユーザー:ローカル ユーザー(guest を含む)に権限を割り当てます。
- ローカルグループ:ローカル グループに権限を割り当てます。
- チェックボックスをオンまたはオフにすると、各ユーザーまたはグループの外部デバイスのアクセス権をカスタマイズできます。
- 読み込み/書き込み:ユーザーまたはグループは、外部デバイスのファイルやフォルダにアクセスして変更を加えることができます。
- 読み取り専用:ユーザーまたはグループは、外部デバイスのファイルとフォルダにアクセスできます。
- アクセス不可:ユーザーまたはグループは、外部デバイスのファイルとフォルダにアクセスできません。
外部デバイスに詳細設定を設定する:
[設定] > [詳細設定] の順にクリックして、外部デバイスの詳細設定を設定できます。
- [ext4 の遅延割り当てを有効にする] にチェックを入れて書き込みのパフォーマンスを改善してください。ただし、電源障害がある場合や外部デバイスが不適切にマウント解除された場合は、データの損失が発生する可能性がありますのでご注意ください。
- [USB ポートの使用を禁止する] にチェックを入れて、すべての種類の USB デバイスが外部デバイスに接続しないようブロックします。
- [admin 以外のユーザーが USB デバイスをイジェクトすることを許可] にチェックを入れて、admin 以外のユーザーがタスクバー上で外部デバイスのアイコンをクリックして、USB デバイスをイジェクトできるようにします。
外部デバイスのイジェクト:
- イジェクトするデバイスを選択してください。
- [イジェクト] をクリックします。
注:
- 外部ドライブに関連する問題をトラブルシューティングするにはこの記事を参照してください。