Synology Drive
Synology Drive Server
機能
- さまざまなプラットフォームにおけるクライアント用の同期サーバー
- Synology NAS サーバー間のクロスオフィス ファイルのコラボレーション
- ウェブポータル上のファイル管理
- オンラインファイル編集用 Synology Office との統合
- 安全かつセキュリティ保護されているファイル共有リンクの生成
アプリケーション コンポーネント
- Synology Drive 管理コンソール
- Synology Drive ShareSync
- Synology Drive
仕様
- DSM 6.2.2 以上と互換性あり
- サポートされているブラウザの一覧は、DSMのシステム要件を参照してください
- Synology Drive Server バージョン 3.0 以前の場合:
- Cloud Station Drive、Cloud Station Backup、Cloud Station ShareSync、および DS cloud などの Cloud Station のアプリケーションは Synology Drive Server と互換性があります。つまり Cloud Station Server は Synology Drive Server にアップグレード後もそのまま動作し続けるということです
- Synology Drive Client デスクトップ アプリケーションと Synology Drive ShareSync は Cloud Station Server と互換性があります。それらは引き続き Cloud Station Server に接続して動作できます
- Synology Drive Server バージョン 3.0 以降の場合:
- Synology Drive Server 3.0 以降は、Cloud Station Suite アプリケーションをサポートしなくなりました。Cloud Station スイート アプリケーション (Cloud Station Server、Cloud Station Drive、Cloud Station Backup、Cloud Station ShareSync、DS cloud など) を使用している場合は、互換性を確保するために、Synology Drive スイートで対応するアプリケーションに切り替える必要があります
- Synology Drive Client や Synology Drive ShareSync を含む、接続されている Synology Drive Client アプリケーションは、バージョン 3.0 以上に更新して互換性を確保する必要があります
- パッケージ センターから次のパッケージを最初にインストールする必要があります。
- Synology Universal Search
- Synology Application Service
制限事項
- Synology Drive Server 3.0 以降のバージョンは、Cloud Station スイート アプリケーション(Cloud Station Server、Cloud Station ShareSync、Cloud Station Backup、Cloud Station Drive、DS cloud)と互換性がありません
Synology Drive 管理コンソール
機能
- Synology Drive のビジネス データ資産とリソースを監視および制御するための管理者向けサービス管理センター
- コンピュータ、携帯電話、およびその他の Synology NAS サーバー上の対応するクライアント アプリケーション用のファイル同期サーバー
- 履歴バージョン ポリシーを持つ Synology Drive にアクセスするために Synology NAS 上の特定の共有フォルダを選択するオプション
- あらゆる展開シナリオに合わせてユーザーのアクセスと共有のアクセス許可を柔軟に設定
- ファイルとフォルダのポイントインタイム履歴バージョンの復元
仕様
- バージョン管理ポリシーを使用した共有フォルダ サービス管理
- バージョン間の重複除去を使用した最大 32 の履歴ファイル バージョン
- 7 日、30 日、60 日、または 120 日の履歴バージョン ローテーション
- 最も重要なファイル バージョンを保持する先入れ先出し方式または Intelliversioning アルゴリズムの保持ポリシー
- Synology NAS に対するクライアントコンピュータ同時接続の推奨数: 最大 2,000 (注 1 を参照)
- サービスの中断、共有フォルダ構成の変更、ファイル操作など、詳細なシステム正常性状態、ユーザー操作、およびイベントを監視してログに記録
- 管理者以外のユーザーによる共有権限の設定 (ファイルをパブリックに共有する機能や、割り当てられた DSM ユーザーおよびグループ アカウントと直接共有する機能を含む)
- ブラックリスト対象ファイル (ドキュメント、音楽、動画、画像など)、ファイル名、ファイル拡張子、特定のユーザーによるファイル共有の最大ファイルサイズ
- 詳細情報を含むクライアント アプリケーションの接続リスト (デバイス名、ユーザー名、アプリケーションタイプ、オンライン/オフライン ステータス、IP アドレス、ロケーションなど)、接続解除オプション
- Synology Drive で確実な検索を実現する各共有フォルダでカスタマイズ可能なコンテンツインデックス作成ルール
- アプリケーションのストレージ使用量の計算と、ごみ箱内の削除済みファイルを手動でクリーンアップして領域を解放するオプション
- Version Explorer を使用した管理者によるロール別の表示切り替えと、ファイル/フォルダのバージョン履歴の参照
制限
- マウントされている共有フォルダはチーム フォルダとして有効にできません
注意
1.コンピュータ クライアントの同時接続数は、Synology NAS モデルによって異なります (推奨されている数は各 Synology NAS モデルの製品仕様を参照してくださいr)
Synology Drive
機能
- ラベルや星で重要なファイルを分類またはマークされたチームフォルダを介した Web ポータルのファイル アクセスとコラボレーション
- 安全な共有シナリオのためのきめ細かく柔軟なファイル/フォルダアクセス許可設定
- シームレスなチームコラボレーションを促すオンライン編集ツール Synology Office とインスタントメッセージングサービス Synology Chat との統合
仕様
- サポート対象ブラウザ (Firefox、Chrome、Safari、Internet Explorer 10 以降を含む)
- ラベル、星、ホットキーによるファイル管理と変更時刻、タイプ、所有者、およびサイズによる並べ替え
- さまざまな検索条件(キーワード、場所、タイプ、所有者、ラベル、サイズ、日付など) で DSM 組み込みパッケージ Synology Universal Search を使用したコンテンツ検索による最も関連性の高いデータの迅速な抽出
- カスタマイズ可能なアクセス許可設定による、他のDSMユーザーとのみのフォルダおよびファイルの共有、パスワードおよび有効期間による保護を使用した公開共有
- ユーザーアクションおよびイベントの詳細による監視とログ記録 (ファイル操作、アクセス許可の変更、およびバージョンのローテーションを含む)
- Synology Office との統合による、ドキュメント、スプレッドシート、およびスライドでチームコラボレーションを行う機能お提供
- Synology インスタント メッセージ アプリケーション Synology Chat による重要な更新通知の送信
- Synology Drive をローカルまたはリモートの宛先にバックアップし、Synology パッケージ Hyper Backup を使用してパッケージの設定とデータを以前の時点に復元
制限
- チーム フォルダから削除されたファイルは、システム管理者のみがアクセスできるごみ箱に保存されます
Synology Drive Client
機能
- コンピュータと Synology Drive サーバー間でファイルとフォルダを同期し、ファイル ブラウザ経由でファイルにアクセス、参照、および共有するデスクトップ アプリケーション
- クライアント側でファイルやフォルダを復元する機能を備えた、ローカルコンピュータから Synology Drive Server へのリアルタイムまたはスケジュールされたコンピュータバックアップ
仕様
- Synology Drive Server パッケージは、Synology NAS にインストールされている必要があります
- 対応 OS:
- Windows 7 以降、ただしARM上のWindows 10とWindows Serverエディションを除く
- macOS 10.13 以降 (64ビット)
- Ubuntu 18.04 以降 (正式にサポートされているバージョン)
- Windows 環境用 Synology Drive Client を使用して最大 64 個の同期タスクを作成
- サーバー上のコンピュータ容量の消費とオーバーヘッドを削減するVオンデマンド同期 オプション (Windows 10 バージョン 1809 以降で利用可能)
- Synology Drive Server 上のマイ ドライブ、チーム フォルダ、および自分と共有フォルダと同期して、ローカル コンピュータ上のファイル ブラウザからファイル アクセス
- 双方向同期または一方向のアップロード/ダウンロードにより、さまざまなコラボレーションニーズを満たすことが可能
- 各同期タスクのファイル名、ファイル拡張子、および最大ファイル サイズをブラックリストに登録
- 柔軟なバックアップ設定で、さまざまなバックアップ ニーズを満たす連続、手動、スケジュール モードが可能です
- さまざまなバックアップ ニーズを満たす連続、手動、またはスケジュール モードで柔軟なバックアップ設定
制限
- Synology Drive 同期タスクで特定のファイルとドライブの種類がサポートされていません (詳細)
- .pst ファイルは移植可能であるとは限らないため、.pst ファイルはサポートされていません
- 1 つのアカウントに対して確立できるバックアップ タスクは 1 つのみ
- 既に同期されているフォルダ、または同期されたフォルダに対する先祖フォルダまたは子フォルダであるフォルダを同期タスクとして選択できません
- ローカル フォルダに他のファイル プロトコルを介してマウントされたフォルダが含まれていると、Synology Drive はマウント ポイント内のファイル変更を検出できないため、このマウント ポイント内のファイルが同期されないことがあります
- オンデマンド同期
- Synology Drive のオンデマンド同期、OneDrive のファイル オンデマンド、または iCloud Drive とその子フォルダと既に同期されているローカル フォルダは、オンデマンド同期を使用してタスクに選択できません
- ルート ドライブ ディレクトリ (C:\および D:\) およびホーム ディレクトリ (C:\Users <username>など) をオンデマンド同期フォルダとして選択することはできません
Synology Drive Mobile
機能
- iOS および Android 環境におけるファイルの検索、共有、移動、ラベルの適用により可能な外出先での簡単なアクセスとファイル管理
- 安全な共有シナリオのためのきめ細かく柔軟なファイル/フォルダアクセス許可設定
- オフライン アクセスによるローカル デバイスにダウンロードされたファイルの表示
仕様
-
システム要件
- iOS:11.0 以降
- Android:7.0 以降
- DSM 6.2.2 以上と互換性あり
- ラベル、星、タイトルによる並べ替え、変更された時刻、タイプ、所有者、およびサイズを使用したファイル管理
- さまざまな条件( キーワード、場所、タイプ、所有者、ラベル、サイズ、日付など) を使用したコンテンツ検索による最も関連性の高いデータの素早い抽出
- カスタマイズ可能なアクセス許可設定による、他のDSMユーザーとのみのフォルダおよびファイルの共有、パスワードおよび有効期間による保護を使用した公開共有
- DSM でオプションが有効になっている場合、パスコードと 2 段階認証による安全なアプリケーション ロック
- ローカル デバイス上の複数ファイルに対するオフライン アクセスと自動更新
- ファイル タイプ (ドキュメント、画像、動画、音楽など) 別にマイ ドライブのファイルを表示するオプション
- iOS ファイルと Android ドキュメント プロバイダをユニバーサル エントリとして統合することによる、異なるストレージアプリ間での容易なファイルの閲覧、表示、編集、移動
- Microsoft アプリケーションを使用したシームレスなオンライン ファイル編集
- 未加工画像サムネイルのスムーズなプレビューおよび作成と、一般ファイル形式の表示サポート (サポート対象形式は OS およびデバイスで異なる)
- Synology Office ファイル:Synology Document、Synology Spreadsheet、Synology Slides
- ドキュメント:htm、html
- 画像形式:jpg、jpeg、png、gif、bmp
- オーディオ ファイル:mp3、m4a (alac は除く)、m4b、flac、ogg、wav
- キャッシュ管理によるファイル取り込み速度の加速化
制限
- iOS デバイスでのダウンロードまたはコピーを許可しないリンクでファイルを開くと、Synology Slides は表示できません