2012年3月20日(台北発信)— Synology® Inc.は本日、中小企業向けプラスシリーズのラインアップに最新の4ベイNASサーバー、DiskStation DS412+ を追加しました。新製品 DS412+ に続き、オフィスおよびワークグループ環境向けに、オールインワンの1ベイ NAS サーバー、DiskStation DS112 も発表しました。
「Synology はこれまで価値の高いデータ管理インフラを提供してまいりました。先進の高信頼性テクノロジーと高パフォーマンスを継承した、DS412+ および DS112 も例外ではありません」Synology 社のプロダクトマネージャ、Peter Chen はこのように述べています。「最新の DSM 4.0 が搭載されていることは言うまでもなく、中小企業のユーザー様に対して最適な価格で高い製品価値を提供します」
DS412+ には 2.13 GHz デュアルコア プロセッサおよび 1 GB RAM が搭載されています。高パフォーマンス アップグレードを行うことで、Link Aggregation を有効にした状態の RAID 5 構成で、読み取り速度 205.68 MB/秒、書き込み速度 182.66 MB/秒を実現します。前モデルの DS411+II から、それぞれ速度が 85% と 73% ずつ向上されています。連続稼働を可能にし、1か所が故障したためにシステム全体がダウンするのを防ぐために、DS412+ には CPU 受動冷却テクノロジーと、92 mm のシステムファン2個による冗長メカニズムが内蔵されています。またドライブやネットワークのダウンを防止するために、DS412+ は デュアル LAN フェールオーバー サポートとホットスワップ可能なドライブを搭載することで、データの可用性が強化されています。
DS112 は機能性の強化に加え、外見の美しさにもこだわりたいユーザー様向けに、エンクロージャ デザインも一新しました。側面通気孔が2個追加され、全体的なエアフローを向上させる 60 mm 背面ファンを搭載したことで、ノイズレベルを 18.4 dB(A) に抑えながら、システムを冷却し続けることが可能になりました。優れた省エネを発揮する DS112 のデータ読み込み時の電力消費量はわずか 13.2 ワットです。またハードドライブがハイバネーション モードに入ったときには、5.04 ワットまで削減されます。
Synology DiskStation DS412+ と DS112 には、USB 2.0 接続の10倍という速さでファイルを転送する、USB 3.0 インターフェイスが備えられています。すべての Synology NAS が搭載するオペレーティングシステム、DiskStation Manager 4.0 (DSM 4.0) の美しいインターフェイスには、創造性を高める多数の機能や、タスクを簡略化する機能が充実しています。DS412+ の前身である Synology DS411+II は、Winmag Pro(オランダ)の「2011 SME Best Choice」賞をはじめ、世界中のメディアから高い評価を受けています。
製品についての詳細は、http://www.synology.com/products/index をご覧ください。
発売状況
Synology DiskStation DS412+ と DS112 は全世界で発売中です。
Synology は、クラウド世代においてユーザーの皆様がデータを管理と監視を遂行する方法を変える、ネットワーク接続型ストレージと IP 監視ソリューションを構築します。最新技術をフルに生かし、データストレージとバックアップを一元化しながら、どこに居てもファイルを共有でき、手頃な価格で信頼性の高い監視ソリューションを構築するのに貢献します。Synology は他社よりも常に 1 歩先を行く先進性と、業界で最高のカスタマー サービスを提供することを目標としています。