台湾、台北 — 2023年1月12日— Synologyは本日、企業が大量のデータを速度と性能を犠牲にせずに保存できるようにする2台の拡張性に優れたストレージシステム、SA3610とSA3410を発表しました。それぞれ12ドライブベイから始めることができ、96ドライブベイ1にまで拡張可能で物理ストレージ容量は1.7 PBに達します2。また、強力な一元化バックアップ、監視、ファイルサーバーとして高い性能を発揮します。
「安定した高いスループットと大容量なこの新しいユニットは、同時バックアップ、アーカイブ、監視録画、動画の配信や保存といった大きなデータボリュームを取り扱う用途に最適です。」と、Synology のプロダクト マネージャ、Michael Wangは語ります。「これらのアプリケーションは、将来のストレージ需要を予測することは困難ですが、このSAシリーズであれば、企業は小さい容量から始めて、データの増加に応じていつでも拡張することができます。
新しいSA3610とSA3410は、6,200/3,000 MB/秒を超えるシーケンシャル読み出し/書き込み3、10/25/40GbEおよびFibre Channelネットワーキングのサポート (2 x 10GbE RJ-45が装備済)、さらにネットワークボンディングとSMBマルチチャネルをサポートし、高い性能を要求するアプリケーションに対応します。ハイブリッドストレージアレイを構築することで、HDDボリュームで要するI/O速度と遅延を読み書きキャッシュとして動作するSSDボリュームで低減させる、コスト効率の高いソリューションとなります4。
専用の帯域外 (OOB) 管理ポート、Synology CMSによる中央管理、Active Insightによるクラウドを利用したリモート監視などのリモート管理ソリューションにより、管理者の負担を軽減します。同時にハードウェア冗長性とSynology High Availabilityによるアクティブ-パッシブのクラスタ構築によりサービスの稼働率を最大化できます。
すべての Synology SA シリーズには、企業向けの信頼性の高いファイル管理、共有、同期ソリューション一式が含まれています。Synology Driveを使えば、ファイルの管理と共有のツールにPC、Mac、モバイルデバイスでどこからでもアクセスできるようになります。デバイス間で接続してデータを同期することで、リモートのチームやオフィスでも同じ情報を扱うことができるようになります。
Synology Drive ShareSyncは、ファイルを世界中のサーバーに配布して、さらに各拠点からデータを本社に同期させたり、クラウドの力を利用してより少ない帯域とストレージで複数拠点間の同期を実現します。Hybrid Shareを使用すれば5、共有されているデータはすべてSynology C2 Storageデータセンターに保存され、頻繁にアクセスされるファイルはSynologyシステム上にローカルキャッシュされ、LANの速度でアクセスできるようになります。
Synology DiskStation Manager (DSM) は、PC、サーバー、VM、SaaS アプリケーションをバックアップするためのパワフルなソリューションです。Active Backup Suiteを使えば、Windowsクライアントとサーバー、Linuxエンドポイント、Synologyシステム、VMware®およびHyper-V®仮想マシン、さらにはMicrosoft 365およびGoogle WorkspaceのバックアップをSA3610とSA3410に統合することができ、すべてのバックアップタスクを一元化された管理コンソールで管理できるようになります。
物理デバイスに対しては、ベアメタルとファイルレベルの復元オプションが利用でき、VMは一時的に内蔵のハイパーバイザーに復元することでサービスのダウンタイムを最小化できます。ブロックレベルのデータ重複排除を行うことで、ストレージの使用量は大幅に削減され、増分バックアップによりバックアップ時間と帯域幅の使用量が最小化されます。
ローカルスナップショットにより、ストレージの使用とRTOを最小化しながら、ファイルやLUNを事故やランサムウェア攻撃などの外部脅威から保護できます。すべての Synology データ管理ソリューションには、他のSynologyシステムやクラウドストレージサービスに安全にバックアップするための、包括的なシステムおよびファイルバックアップ機能が搭載されています。
SynologyのSurveillance Stationは、50万以上の拠点を保護しているビジネス向けの強力なVMSです。柔軟性の高いONVIFサポートと8,300以上の検証済IPカメラにより、導入時もそれぞれの場所の要件にシンプルかつ容易に適合できます。各SA3610およびSA3410ユニットには最大で128台のIPカメラを追加することができ6、複数のサーバーを容易に監視でき、組み込みの中央管理システムでバックアップが可能です。
SA3610 | SA3410 | |
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CPU | Intel® Xeon® D-1567 12コア | Intel® Xeon® D-1541 8コア |
シーケンシャル読み取り/書き込み | 6,275/3,056 MB/秒 | 6,283/3,023 MB/秒 |
ランダム読み取り/書き込みIOPS | 450,814/122,675 | 336,224/116,518 |
最大メモリ | 128 GB DDR4 | |
最大拡張 | 96ドライブベイ (7 x RX1222sas) | |
Ethernet | 5 x 1GbE RJ-45 2 x 10GbE RJ-45 | |
PCIeスロット | 2 x PCIe 3.0 x8スロット、x8レーン | |
外部ポート | 2 x USB 3.2 Gen 1ポート 1 x 拡張ポート (Mini-SAS HD) | |
帯域外管理ポート | 利用可能 | |
保証7> | 5年 |
SA3610とSA3410は、Synologyの販売代理店から本日よりご購入いただけます。
Synology は、データ管理の最前線に立ち、進化し続けるテクノロジーを革新および採用しながら、新たな可能性を提案し続けています。データ ストレージとバックアップ、ファイル コラボレーション、ビデオ管理、ネットワーク インフラストラクチャ向けのソリューションに止まらず、すべて1つの目標を念頭にして、世界中のビジネスのデジタル化を推進しながら、IT 管理を簡素化する一元化されたプラットフォームを提供します。