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SynologyのBeeシリーズ
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プレスリリース

Synology® が家庭や小規模ビジネス向けのAIを活用したビデオ監視 DVA1622 を発表

台湾、台北—2022年6月2日—Synologyは本日、好調なディープラーニング Network Video Recorder(NVR)のラインナップを拡大する、小規模環境向けのソリューションであるディープラーニング NVR DVA1622を発表しました。Synologyはこれまでに、AIを活用した監視を中小企業向けに提供する、4ベイのDVA3221を発表しました。新しい2ベイのDVA1622は、小規模ビジネスやご家庭でも導入しやすく、顔認識などのAIを活用した分析も提供しています。

小規模環境向けの目的に合わせたソリューション

DVA1622により、ホームユーザーや店舗のオーナーなどは、可能な限り小さな設置面積で最大16台のカメラで監視しながら、スマートな分析タスクを2つ同時に実行できます。さらに、DVA1622は、1画面に最大16のストリームを表示するHDMI出力と2つのUSBポートによるローカルコントロールが可能で、監視と管理のためのPCが不要です。

「私たちは、小規模ビジネスおよびホームユーザーがもつニーズを念頭に置いてDVA1622を設計しました。」と、SynologyでSurveillance Stationの製品マネージャを務めるTony Linは語っています。「これは単にサイズ感がちょうどよいというだけでなく、モニター、マウス、キーボードと一緒に使えるオールインワンのスタンドアロン型監視ソリューションとなっています。」

脅威の検知だけにとどまらず

Deep Learning Video Analytics (DVA) タスクは、設定に応じて特定の脅威を検知することで、セキュリティの強化に貢献します。人や車の動きだけを通知するなど、より正確でフィルターされた警報を提供することで、敷地内の監視にかかる負荷を減らします。また、Deep Learning Analyticsにより、許可を受けた人の識別や人の占有率の計算など、施設管理の自動化が促進されます。さらに、統計情報やその他有益な情報の生成にも有効です。

ホームセキュリティの強化

タイムリーな警報は、住居侵入の防止に不可欠です。1つまたは2つのDVAタスクにより、ホームオーナーはご家庭の監視を単純なCCTV録画から、不審な行動を検出した時にアクティブに警報する脅威検知システムに変えることができます。

多くの家庭には、低いフェンス、庭、車道、物置、1階屋根など、泥棒が侵入し易い場所があります。しかし、一般的な動体検知では、動物や宅配業者による誤動作が発生することがあります。

DVA1622がサポートする侵入検知は、人や車両があらかじめ設定した境界を越えた時、その方向を正しく検知することができます。人物および車両検知は、カメラ映像から人物や車両をスキャンし、立ち入り禁止区域への侵入や長時間の滞在を検知して警報を発します。

小規模小売店やホスピタリティー業にも最適

ビデオ監視はビジネスの安全を守るだけでなく、施設をより効率的に管理するためにも役立ちます。敷地や建物への出入りを禁じられた人の認識、制限エリアへ入れる人の制限、収容人数の制限、駐車場での違法駐車の防止など、DVAで自動化することができます。

顔認識により、訪問者や社員のデータベースを構築し、特別な注意が必要な訪問者や関係者以外立入禁止エリアへの人の出入りを自動認識します。人数計測は、訪問者の数や、建物内の収容人数を数えるのに使用できます。設定されたエリアに過剰な数の人が集まった場合、混雑警報を出して施設の職員に知らせることができます。

安全を守る監視エコシステム

DVA1622には、最新の強力な監視機能を提供するSurveillance Station 9.0ビデオ監視システムが搭載されています。8,300以上の新規および古いカメラモデルのサポートと、ONVIF準拠でさらに幅広いモデルをサポートし、他のソリューションからの移行も簡単です。簡単なセットアップウィザードが、設定を自動化するので、すぐに運用開始できます。さらに、Surveillance Stationは、I/Oモジュール、オーディオシステム、ドア コントローラー、その他の監視デバイスとの統合が可能で真にインタラクティブなセキュリティシステムの構築を実現します。

監視データは、Synology NASへの自動バックアップやIPカメラから2つ目のストレージまたはC2 Surveillanceによるクラウドへのデュアル録画により、災害時にも安全性を保つことができます。また、映像とデバイスの暗号化、HTTPSとSRTPのサポート、ウォーターマークの挿入、整合性認証ツールにより、ビデオ録画を窃盗、侵入、不正使用から簡単に保護できます。

DVA1622を大規模システムの一部として導入する場合、Surveillance Station Centralized Management System (CMS) により、数台から数百台におよぶSynology DVA、NVR、NASデバイスを、中央管理サーバーから管理、運用、更新、保護することが可能です。1台の強力なコンソールから複数のサーバーを一元的に維持管理しながら、現場で映像をローカルに処理ができます。

発売状況

DVA1622は、Synologyの販売代理店やパートナーからご購入いただけます。

SAT5210 DVA1622 SNV3410 DVA3221
ストレージ ベイ (最大ベイ数) 2 4 (14)1
メモリ (最大メモリ) 6 GB DDR4 8 GB (32 GB) DDR4
最大カメラストリーム 162 323
DVAタスクの最大数 2 (顔認識は1) 124
ローカル管理
  • HDMIビデオ出力
  • キーボードおよびマウスのコントロール
-
外部ポート 1 x HDMI、2 x USB 3.2 Gen 1、
1 x 1GbE RJ-45
1 x COM、3 x USB 3.2 Gen 1、
4 x 1GbE RJ-45

Synologyの監視ソリューション

Synologyは、ストレージ、監視、ネットワークの分野において、革新的なソリューションを開発しています。当社の誇るSurveillance Stationビデオ監視システムの発表以来、2百万台を超えるIPカメラが、世界60以上の市場で稼働しています。現在、50万台以上で稼働しているSurveillance Stationは、ビデオ監視の代名詞となっています。2022年にSynologyはSurveillance Station 9.0をリリースし、導入、管理、運用をさらに簡素化しながら、進化を遂げました。

  1. 2台の5ベイ Dx517拡張ユニット (別売) で14ベイまで拡張可能です。
  2. 各ユニットには、監視デバイス ライセンスが8ライセンス付属します。最大16台までのIPカメラをサポートするには、追加ライセンスが必要です。
  3. 各ユニットには、監視デバイス ライセンスが8ライセンス付属します。最大32台までのIPカメラをサポートするには、追加ライセンスが必要です。
  4. 顔認識、特定の侵入検知設定では、2つ分のDVAタスクに相当するシステム リソースを消費します。
Synology の概要

Synology は、データ管理の最前線に立ち、進化し続けるテクノロジーを革新および採用しながら、新たな可能性を提案し続けています。データ ストレージとバックアップ、ファイル コラボレーション、ビデオ管理、ネットワーク インフラストラクチャ向けのソリューションに止まらず、すべて1つの目標を念頭にして、世界中のビジネスのデジタル化を推進しながら、IT 管理を簡素化する一元化されたプラットフォームを提供します。

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