台湾、台北—2021年9月10日—本日、Synology は企業およびその顧客やパートナー、その他の外部関係者の間で安全にファイル転送を実施できる新しいクラウドソリューション、C2 Transfer の提供開始を発表しました。
これまでも Synology のオンプレミス ストレージ ソリューションは、離れた場所にいるチームのメンバーを繋げたり、ファイル共有や共同作業を可能にしたり、企業やホームユーザーが抱えるデータ管理上の課題を解決してきました。C2 Transfer はチームが重要かつ機密事項を含むファイルを顧客に送る場合の、最後の懸案事項を解決するために設計されました。
クラウドでもオンプレミスでも、ファイルの共同作業に関する大半のソリューションは、権限管理と個々のアカウントのアクティビティに対する監査によってデータ保護を行っています。しかしながら、最終成果物はアカウントを持っていない外部の関係者に送らなければならない場合があります。
C2 Transfer はリンクが万が一誤って公開されてしまったり、意図しない人と共有されてしまった場合でも、常にファイルを適切な人に届けながら、両者にとってシンプルで使い勝手のよい設計になっています。C2 Transfer は送信者が指定したメールアドレスまたは電話番号にワンタイムパスワード (OTP) を送信して本人確認を行い、意図する受信者だけが対象のファイルにアクセスできるようにします。
C2 Transfer はエンド ツー エンドの暗号化によりデータの機密性を保ち、データがクライアントからアップロードされる前から、意図した受信者によって安全にデバイスにダウンロードされるまで、ファイルの読み取りができないようにします。
C2 Transfer は特に人事や法務、製造、財務、マーケティングなどの部門で、ファイルを外部のパートナーや顧客に簡単に送信できるように設計されています。C2 Transfer には画像ウォーターマーク、ダウンロード期限、ワンタイムダウンロード、安全にファイルを受信するためのファイル リクエストといった機能が備わっています。
C2 Transfer はプロプランのサブスクリプションで、小規模なチームやフリーランサー向けのスタンドアロン アカウントを本日より提供開始します。より規模の大きいビジネス向けの一元管理プランは、間もなく利用開始となります。
2021年末まで有効な90日間の無料体験で、C2 Transfer の機能を無料でお試しいただけます。
Synology は、データ管理の最前線に立ち、進化し続けるテクノロジーを革新および採用しながら、新たな可能性を提案し続けています。データ ストレージとバックアップ、ファイル コラボレーション、ビデオ管理、ネットワーク インフラストラクチャ向けのソリューションに止まらず、すべて1つの目標を念頭にして、世界中のビジネスのデジタル化を推進しながら、IT 管理を簡素化する一元化されたプラットフォームを提供します。