プレスリリース

Synology®が仕事も思い出もまるごとバックアップする自分専用のバックアップハブBeeDriveを発表

東京、日本—2023年6月8日—Synologyは本日、コンピュータやスマートフォン、タブレットからファイルや写真を同時にバックアップできる、手のひらサイズのバックアップハブBeeDriveの発売を発表しました。PCを持っている人なら誰でも、3分もかからずにBeeDriveでデータの完全なプライバシーと所有権を確保しながら、ローカルの転送速度でファイルのバックアップを始められます。

「今日では、誰もがさまざまなデバイス上で、これまでにない量のデータを生成し続けています。特に、高性能カメラや新しい写真や動画フォーマットがかつてないペースでスマートフォンやクラウドストレージの容量を消費しています。」と、Synology Inc.のプロダクト マネージャ、David Hu氏は語ります。

「インターネットのアップロード速度は個人が所有するデータの爆発的な増加に追いついていません。特に古いファイルのバックアップやアーカイブ、デバイス間のファイル同期を行う場合、すべてのファイルをクラウドに保存するには時間がかかり、コストも高くなります。」と、David Hu氏は語ります。「ローカルでプライベートな手段を新たにご提案する理由はそこにあります。」

「BeeDriveにより、Synologyのバックアップ技術におけるノウハウを24時間365日バックアップを実行するサーバーを構築して運用するネットワークの知識や時間のない方も含めより多くのユーザーの皆様にお届けしたいと考えています。」と、Hu氏は語ります。「BeeDriveは、既存のSynologyユーザーのご家族やご友人にも簡単に使えるバックアップソリューションを提供します。」

ローカルPCやモバイル機器のバックアップでバックアップ時間と長期的コストの削減

PCにBeeDriveを接続すると、ユーザーはバックアップするフォルダを選択できます。BeeDriveは、対象のフォルダ内のあらゆる変更をリアルタイムに自動バックアップし、定期的な毎時バックアップよりも優れたRecovery Point Objective (RPO) が得られます。バックアップファイルは、PC上のフォーマットと同じフォーマットでBeeDriveに保存されます。コンピュータが故障した場合、BeeDriveを別のコンピュータに接続するだけで、ソフトウェアのインストールや時間のかかる復旧作業を行うことなく、すぐにファイルにアクセスすることができます。

BeeDriveはまた、iOSやAndroidデバイスからWi-Fi経由で写真や動画をバックアップすることもできるため、スマートフォンやタブレットも同時に保護できます。BeeDriveを接続したPCとモバイル機器を同じネットワークに接続し、QRコードをスキャンするだけで、BeeDriveがバックアップを開始し、スマートフォンの空き領域を増やすことができます。

インターネットやクラウドサービスプロバイダーでは避けられない帯域幅の制限を取り払い、BeeDriveは大容量のファイルをPCからクラウドにバックアップするよりも11倍高速に実施でき、またスマートフォンからは6倍高速に実施できます1

BeeDropと双方向同期でデバイス間でのファイル共有の生産性を向上

現場で作業するスタッフなど、スマートフォンで撮影した写真を事務所に戻ってPCに転送して作業する場合、BeeDropでモバイルデバイスで生成したコンテンツをiOSやAndroidデバイスからBeeDriveに無線で送信することができます。クラウドへのアップロードや再ダウンロードは不要で、PC上ですぐにファイルを利用することができます。

職場と自宅のコンピュータを切り替える場合、BeeDriveを接続すると同時に各コンピュータ上でファイル同期を行い、すべてのファイルが作業中のコンピュータ上で常に最新であることを確認しながら、BeeDriveに2番目のコピーを保持することができます。

「あらゆるパーソナルデバイスで生成されたファイルを一元化することは、最初のステップに過ぎません。」と、Hu氏は語ります。「将来的には、コンピュータの豊富な処理能力を利用して、自動分類など、データ自体からより多くの価値を得ることができるようにしたいと考えています。データのプライバシーと所有権を犠牲にすることなく、Synology ユーザーに最新のテクノロジーを提供することが、私たちの常に目指すところです。」

発売状況

BeeDriveは、6月中旬より、1TBおよび2TBの容量でWindows、iOS、Android向けにSynologyパートナーおよび代理店からご購入いただけます。macOSも今後サポート予定です。より詳細は、https://bee.synology.comをご参照ください。

  1. データ転送速度はファイルタイプ、サイズ、ホストデバイス、Wi-Fi速度、クラウドサービスプロバイダー、その他使用条件などさまざまな要因の影響を受けます。テストは、クラウドサービスへのバックアップ時に100Mbpsのインターネットアップロード速度で実施されました。
Synology の概要

Synology は、データ管理の最前線に立ち、進化し続けるテクノロジーを革新および採用しながら、新たな可能性を提案し続けています。データ ストレージとバックアップ、ファイル コラボレーション、ビデオ管理、ネットワーク インフラストラクチャ向けのソリューションに止まらず、すべて1つの目標を念頭にして、世界中のビジネスのデジタル化を推進しながら、IT 管理を簡素化する一元化されたプラットフォームを提供します。

メディア関係者様からのご連絡

メディア関係者様連絡用フォーム