はじめに
デモ、製品の推奨事項、展開に関するアドバイスを専門家にお問い合わせください。
社内だけでなく映像クリエイターも支えるプラットフォームを刷新することができました
執行役員 渡邊徹志氏
課題
Vookは以前他社製のNASを使用し、SMB経由で動画ファイルを中心とするデータの社内共有並びにユーザーデータのバックアップを行っていたが、ディスクアクセスの遅さやネットワークインターフェースの遅さに起因するパフォーマンスに不満があった。また、脆弱性対応によるダウンタイムの発生といったデバイスの不安定さによる問題が頻繁に起こっていることにも課題を感じていた。他社製のNASは外部ユーザーとの映像素材ファイルのやりとりに使用することができなかったため、別途2TBのプランでクラウドストレージを契約して対応していた。しかし、昨今映像の高画質化が進み、今後は4Kデータのやり取りが常態化することが目に見えていたため、クラウドストレージでは容量が賄いきれないと考えていた。
また、データの同期に時間がかかりすぎる・失敗するというケースが出始めていた。
そして、社内ではシステムごとにID管理が分かれていたため運用負荷が大きく、業務に使用するクラウドサービスが増加する中でSSOを導入したいというニーズが高まっていた。
ソリューション
Vookの渡邊氏は、機材調査を進めた結果、Synology社のNASであれば当初抱えていたデータの取り扱いに関する課題を包括的に解決できると判断した。
容量拡張に対応可能なDS1823xs+を採用し、HAT3310-16T*5台を搭載してRAID6を構成。Synology NASに搭載されているOS “DSM” で利用できるパッケージを活用することで、ファイル管理やデータ共有の効率化をライセンスフリーで実現した。
また、Synology C2 Identity を導入することで、ユーザー管理を一元化し、社内アプリケーションやサービスへのSSOにも対応。これにより、ログインの簡素化と運用管理コストの削減を実現した。
副次的にSynology C2 Passwordの導入も進め、導入を計画していたパスワード管理システムのコスト圧縮にも成功した。
「初期設定を終えた後は、トラブルや設定変更の必要もほとんどなく、非常に安定して動作しています。日常的なメンテナンスにかかる手間が大きく減ったことで、運用にかかる管理コストが確実に下がったと実感しています」と渡邊氏は語る。
利点
DSMで提供されるパッケージ “File Station” のファイル共有リンクは、外部パートナーとデータをやり取りするにはうってつけの機能であり、クラウドストレージを使わずに、Synology NASだけで完結できるデータのやりとりに移行を進めた。
また、同社が主催したイベントVIDEOGRAPHERS TOKYO 2024にて、会場で撮影を行うカメラからSynology NASへ画像・動画の即時アップロードする仕組みを構築した。Synology Photosにてアルバムごとに分類した後、セッション登壇者にアルバムのリンクを共有し、写真をSNSへの投稿などに活用してもらう施策を実施した。この仕組みは登壇者からも大変好評で、今後積極的に活用していきたいと渡邊氏は語る。
株式会社Vookは「映像クリエイターを無敵に。」をビジョンに掲げ、映像クリエイターの学び・仕事・つながりをサポートする事業を展開するインパクトスタートアップである。中核事業である『Vook』は、映像制作に特化した日本最大級のクリエイター向けプラットフォームであり、月間30万人の利用者数を誇る。また、映像制作者の人材紹介サービス『Vook キャリア』、映像制作スクール『Vook school』を運営するとともに、企業の映像活用を支援する映像活用支援事業も展開。これら事業を通して映像業界に変革をもたらし、日本の映像クリエイターが世界で活躍する環境の創出を目指している。
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